リンク元:Sudden Coffee
「簡単に美味しいコーヒーを飲みたい」というのは、忙しい現代人に共通する願い。その問題解決を、これまでネスプレッソやコンビニコーヒーが担っていたけれど、ついにそのオルタナティブが現れた。
その名は、SUDDEN COFFEE(サドゥンコーヒー)という。
フィンランドのバリスタチャンピオン、カールさんとエンジニアのジョシュアさんの二人で立ち上げた、サンフランシスコのコーヒーベンチャー。
いわゆる超高品質なインスタントコーヒーで、試験管のようなケースに粉が入っている。気になるお値段は一杯あたり$2.75。
製造方法は、コーヒーを低温抽出(85〜90℃)してそれをフリーズドライするというもの。従来より小さなバッチで作業を行うのでアロマが逃げないんだとか。
コーヒー豆はカナダのバンクーバーにある、49th Parallel(フォーティーナインスパラレル)を使っているんですって。素敵なチョイス。エスプレッソがとても美味しいとこです。さすがにサンフランシスコのロースターじゃないよね(笑)
投資家からの注目も熱い。2015年にエンジェル投資家から50万ドル(約5,600万円)、昨年12月には280万ドル(約3.1億円)を調達したそうな。なんか分かりやすいし、投資家からしたら「俺らが飲みたい」って感じなのかな。
PRの動画が面白い。街行く人に、スターバックスとサドゥンコーヒーを飲み比べてもらうというもの。生々しいな(笑)今はウェブでフィルズコーヒーと戦っているみたい。
あ、ミッションドロレス公園だ。
面白いし、飲んでみたい!
でも、いまひとつワクワクしないのは、イノベートされているのが技術的な部分に留まっているからかなー。サドゥンコーヒーが売れることで、世界は変わるんだろうか。IKAWA(家庭用焙煎機)みたいな、仕組みをまるごと変えちゃう可能性を秘めてるようには感じられなかった。
多くの忙しいビジネスマンの朝の時間が、より豊かにはなるんだろうね。
参考サイト:TechCrunch