リンク元:CNN
Youtubeでティム様のコーヒー動画が、一挙にリリースされましたね!
Tim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)とは?
2004年ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ優勝者。現在はオスロでカフェと焙煎所を経営、近年コロンビアの農園を購入しコーヒーの栽培に注力している。世界のコーヒーを牽引する存在。
さっそく動画を見てみたところ、ベーシックが丁寧に説明されていて無駄がない。さすがティム様。「美味しい淹れ方動画」のスタンダードになるのではないだろうか。
さて、その中でも私が注目したのが、フレンチプレスの動画である。こちらも紹介されているのはベーシックな方法であった。要約すると・・・
フレンチプレスの淹れ方
・コーヒー豆70g、お湯1L
・コーヒー豆はペーパーフィルターと同じ挽き具合でOK
・半分ぐらい注いだ時点で途中スワリングして、さらに注ぐ。特に蒸らさない。
・4〜5分経ったらスプーンで5回ステアして、アクを取り除く。
ということである。うんうん。ベーシック。
そして本題は、この動画でもう一つ紹介されている、Kokekaffe(コケカフェ)である。私はこれにけっこう衝撃を受けた。
Kokekaffe(コケカフェ)はノルウェー語で和訳すると「沸騰コーヒー」という意味。究極的にシンプルなコーヒーの淹れ方である。
分量は時間はフレンチプレスと同じ。やかんにお湯を沸かして、その中にコーヒー豆の粉を入れてぐるぐるかき混ぜる。コーヒー粉が沈んだら、粉が舞わないようにそっとカップに注いで完成。以上。
え、なんかもう、これでよくない?(笑)
粉が気になるんだったら茶こしでも通して。
やかんは大抵のキッチンにあるし、わざわざ抽出器具買わなくていいじゃん。
アウトドアでも淹れられるじゃん。
分量を守ってお湯の温度をすこしコントロールさえすれば。
トップ画像のような注ぎ口が上の方についているものだとなおよし。
「アナログなイノベーションが好き!」とか言って、ラトルウエアのカッピング・ブリューワーとかタイマーと量り付きのフレンチプレスとか紹介して参りましたが。
やかんでいいんじゃね?
ティム様も言ってるし(笑)
Kokekaffe(コケカフェ)は北欧では一般的な淹れ方として知られているようです。
自分でも検証してみよう。
私はこういう発見に、ものすごーーーくわくわくする。
コーヒーをやっていない人の方が、こういう発見ができるとも思っている。
ていうか、11月にノルウェー行ったのに、今さら日本で知るなんて(笑)