とある木曜日、フグレンさんのカッピングに参加させて頂きました。
いまさら説明する必要もないかもしれないけど・・・
フグレンは東京のコーヒーシーンを牽引するコーヒー屋さん。
もともとノルウェーの焙煎所で、初の国外店舗として2012年に東京に進出。
2014年には国内で焙煎もスタートし、
その圧倒的な存在感をキープし続けています。
コーヒー豆の持つ個性的なフレーバーを活かした透明感のあるコーヒーは、
初めて飲む人はきっとびっくりするけれど本当に美味しい。
カッピングは代々木公園の近くのカフェで行われました。
毎週木曜日と土曜日に開催されています。
フグレンさんのカフェはいつも海外のよう。
カッピングはとても自然な感じで始まった。
常連さんも、たまたまコーヒーを飲みに来た人も、
あれやこれや言いながらカッピングをする。
毎週二回、ずっと積み重なっている時間なんだなー、と思う。
ブラインドでカッピング。
みんなひととおり味を取ったところで、どれが何のコーヒー豆かオープンにされる。
今回のラインナップは、フグレンのスタッフさんが持って帰ってきてくれたロンドンの焙煎所のコーヒーと、
ノルウェーのKaffa(カッファ)、Tim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)、そしてフグレン。ゴージャス!
今回の私的ベストカップはこれでした。
Tim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)のホンジュラス・カバレッロ・ジャバ。
ドライ(粉の状態)からアーシー(土っぽい)ような個性的な香りがしてましたが、
実際に味を取ると烏龍茶のような華やかな風味。
美味しかったーーーー。
最高のコーヒーに出会えたことも幸せだったけれど、
こうしてカッピングが日常に溶け込んでいる光景に感動した。
この何気ない時間はフグレンが生み出した文化。
これからも彼らはこのひっそりとある、でも人がたえないカフェで、
まったく新しく質の高いコーヒー文化を育み続けるんだろう。