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Cropster Hub(クロップスター・ハブ)が世界を変えていく。

リンク元: Cropster

コーヒーの焙煎所を訪れると、焙煎士の人がパソコンを見ながら焙煎しているところを目にすることはありませんか。それはきっとクロップスターかもしれません。

クロップスターは、スペシャルティ・コーヒーを取り扱う人のためのソフトウェアです。温度や火力など焙煎記録をコンピューターに記録することができるのです。後からデータを呼び出して、再現できたりするわけです。まあその日の天気や湿度、生豆のコンディションによってプロファイルままったく違ってはくるのですが。

それだけではなく。

クロップスターはカッピングの記録や生豆の仕入れプランまでフォローしてくれる。しかもコーヒーだけでなくカカオのバージョンもある。

それだけではなく。

クロップスターの最もイノベーティブな部分は、Cropster Hub(クロップスター・ハブ)である。これはコーヒーのサプライチェーンを革命する仕組みだと思う。

これまで焙煎所が生豆を買う方法は、商社が出してくるラインナップを見比べて、またサンプルをカッピングして決めていくということしかなかった。

このクロップスター・ハブは生豆のショッピングモールのようなもので、商社や、または農園が直接ここにラインナップを掲載することができる。

焙煎所はそこからオリジンや点数で絞って生豆を選んだり、ワンクリックでサンプルを取り寄せることもできる。そして少量のロットで購入することができる。

ここで革命的なのは、農園が直接焙煎所にアプローチできるということだ。

先日書いたIKAWAもそうだけど、インターネットやテクノロジーで世界が変わっていく。コーヒーのマーケットは、まだまだそんなイノベーションが起きる可能性を秘めている。

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