アメリカでMERRY TIMEのロジスティクスを担当させていただいているEMW一号です。

さて、日本でも話題になっているサードウェーブコーヒーですが、
サンフランシスコ(以下SF)ではすっかり定着しています。　

数年前までは「誰がコーヒーに$5も払うんだ?」
と言っていた方々も新しい波に乗っているようです。

サードウェーブと言うと皆さん何を思い浮かべますか？

MERRY TIMEで記事をご覧になられている方なら「コーヒー」と仰ると思いますが、
現地に居る人間からすると「美味しいコーヒーだけなら昔からあったぞ…」とか考えちゃったりします。

なら、サードウェーブは何なのか? 答えはExperience(経験)だと私は考えます。

2007年6月29日にiPhone発売時、IT、特に通信業界の人間は笑いながら
「$500の電話だって？　誰がキーボードも無いような携帯電話を買うんだい？」
と言っていた記憶があります。

そんな私も数万台のサーバに囲まれたIT技術者の仕事をしており、全く同じ考えでした。

元Microsoft CEO、スティーブ バルマー氏のビデオは当時の状況を良く表していると思います。

では、iPhoneがなぜ伸びたのか？
多岐にわたる説がありますが、Experienceが大きかったと昔を振り返ると感じます。

iPhoneは機能面では劣っていたが．．．
・オシャレで （当時のコマーシャルは本当にショッキングでした)

・カッコ良くて

・今まで参加しなかったアプリ開発者がこぞってアプリを開発し
・トータルバランスが良かった

オシャレとカッコいいが似ているのはさておき、
これはFour BarrelやBlue Bottleのコンセプトと似ています！

別にコーヒーだけじゃ無いんです！
コーヒーは当然美味しいのですが、
雰囲気などの付加価値的経験がサードウェーブには必須です！ 
#勝手に定義付け

シアトル出身の私はダークロースト好きなのですが、
Four BarrelやBlue Bottleが知られているフルーティーな浅煎り豆も大好きになりました。

その理由はペーストリーです。

2012年にスターバックスが$100 Million (当時のレートで約100億円)で
サンフランシスコに本拠地を置くLa Boulangeを買収したのは記憶に新しいかと思いますが、
Blue Bottle Coffeeも先月、SFで有名なTartine Bakeryを買収しました。

美味しいコーヒーは当たり前。

サードウェーブの雄、Blue Bottleは自社のコーヒーに合うペーストリーをしっかりと管理し、
お客様に素晴らしい経験を提供されるのでしょうね。

ちなみに個人的なオススメはFour BarrelのFriendo Blendo Espressoとダークチョコレートトラッフルです！

ぜひお試しを。