サンフランシスコ、サードウエーブの旅。
到着した初日にレンタルバイクをゲットした私は
縦横無尽にサンフランシスコの街を走り回っていた!
サンフランシスコの車道にも実用的な自転車レーンがあって
(ポートランドの完璧さとは比べ物にならないものの)
朝には通勤の、夕方には帰宅する人達が、自転車に乗って群れをなしている。
ヘルメットを被って、ラップトップを入れたバックを背負って。
その群れに混じって移動するのは、
なんだかローカルに混ぜてもらったような感じがして、
妙に嬉しいかった。
Mission 24th のステイ先を飛び出して
ダウンタウンを目指して走ってみる。
カラッと乾いた夏のサンフランシスコ。
広々とした道路で自転車を飛ばすのはとても気持ちいい。
途中で小さなオーガニックのグロッサリーを見つけて、休憩がてら覗いたり。
とても良い気分!
ふと、この看板が目に止まった。
新しいサイトグラスのカフェだ!
行ってみたいと思ってたんだよね。
Sightglass は Twitter や Square の創始者ジャック・ドーシーが多額の出資して出来たロースター。
そのフィロソフィーやブランディングは洗練されて、研ぎ澄まされまくってて
見ているといつも惚れ惚れするほどだ。
ドラえもんの出来杉君、って感じ。
どでかいSOMA(ちょっと物騒なエリア)の一号店が有名だけど、
それに続いて出来た、待望の二号店だ。
清々しい店内。こんなカフェが近所にあったらなーーー。
本もWi-Fiも無いのに、ぼーっと一時間もいてしまった。
15kgくらいのプロバットで焙煎もしている。
SOMAのどでかい焙煎機と味って変わらないのかな?
このマグ可愛いなあと思っていたら ATELIER DION のもの。
日本人の女性とアメリカ人の男性が営む
スタートアップのポッタリー(陶器屋さん)。
バークレーにあるらしい。
前に書いた Bluebottle にとっての Heath Ceramics と似たことをやってるんだけど
Sightglass はスタートアップと組むところが良い。ヒップ!
何をやっても出来杉君な Sightglass に
私はこれからもずっと憧れ続けるだろう。
Sightglass は Bluebottle や Stumptown みたいに
東海岸や海外に焙煎所を出すことは考えているのだろうか?
そんな話を全く耳にしない。
あくまでクールでヒップな姿勢を貫き通すのかも。
それはそれで、惚れなおしてしまうな。
ちなみに、Sightglass のコーヒーはとてもエレガントで優美でした。
アフリカなど華やかなコーヒーが得意なのかな?と思います。