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夢の実現は、いつもシンプルだ。

キューバに来て4日。
ついに僕たちは生産者と繋がることができた。
僕たちが3年前から思い描いていた夢の1つだ。

夢の実現は、いつもシンプル。
思う。想う。動く。
良心で動けば自然と繋がっていく。

到着した日のブログにも書いこと。
その通りの毎日がここにはある。

あまりにも簡単に。
かなり難易度が高いと思われていたことが現実になった。

・そもそもキューバに繋がりは全くない。
・スペイン語は挨拶すら話せない。
・通訳は3日前に急遽キャンセルされる。
・大使館にはビザの関係で交渉もできないし農園も見れないと言われた。
・レンタカーは日本にいるときから予約が取れずで移動手段なし。
・コーヒー農園の場所も曖昧で、どこにもあてはない。
・コーヒー農園も去年のハリケーンで壊滅状態ですよと。

常識という概念で考えると、いやいや無理でしょという条件。
でも僕たちの考えは違う。

・繋がりがないなら繋がればいい。
・人と繋がることに国の許可なんて必要ないはずだ。
・通訳がいないなら最低限の文章を翻訳して印刷しておけばいい。
・大まかなコミュニケーションはアプリでなんとかしよう。
・レンタカーはキャンセルが1件も出ないわけないし見つかるまで回ろう。
・コーヒー農園の場所は知らないけど、人気のカフェに聞けば誰か知ってるでしょ。
・ハリケーンで壊滅状態って言っても、1本残らず無くならないだろうし、逆にそんな時だからこそ助けないと。

できる方法を考えるのみ。ただ前向きに。
なぜならシンプルに考えると、100%キューバにはコーヒーの木があるわけで、コーヒーの木がある以上コーヒーを育んでいる人はいる。
動けば繋がらないはずがない。

その確信と、大きな夢を持って行動し続けた。
心の声を繊細に聞き、少しでも気になる場所や人には必ず話しかけて僕たちのビジョンを記した紙を見てもらう。

ただただ、ずっとその繰り返しで4日間。

イメージしていた通りの家族に出会えた。

まさかこんなにも早く出会えることは想像以上だ。

まずは、出会えたことへの感謝から。
出会えた人たちに自分たちが大好きなコーヒーを淹れることは旅の定番でもある。


彼らにとって、自分たちの育んだコーヒー以外を飲む体験は未だかつてない。
言葉はわからないけど、彼らの興奮ぶりから何を伝えたいのか想像がついて嬉しかった。

コーヒーを飲んだあと、彼らの庭を案内してもらった。



広大な庭にコーヒの木が広がっていた。しかもアラビカ種。
すべてがうまく進みすぎて怖いくらいだ。

3ヶ月後に国の許可をとって通訳と来ると伝えたときの彼らの表情が今も忘れられない。

出会えた人とともに、お互いを思いあって繋がり続けること。

ともにどうありたいのか。
理想的な将来をアクティブに育みあい、その気持ちをお互いに大切にすること。

いつまでも、どこまでも、ともに。
お互いがそうあれば、ずっとすべてうまくいく。

この旅で思い返せた大切なことを、ただ大切にしていきたい。

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