停電が続いているから、信号機もすべてストップ、日中は30度前後まで上がるのに冷房もなし、そして水も出ないのでトイレも一切使えない。 予想より早くハバナに到着できたのでまずはホタルを探す。中心部のホテルを手当たり次第まわるがすべて満室。 残り2泊しないといけないのにまったく見つからない。さすがに宿が見つからないことを想像しただけで焦りが出てきた。
こんな状況の中、戻ってこれる場所を確保出来ただけで気の持ちようが全然違った。 ありきたりな表現になってしまうけど、 当たり前のことがいかにありがたいことかを改めて身をもって感じた。
と同時に、今回のキューバではこのハリケーンによってもたらされたあらゆる被害を受けた現地で生活をする人たちは、なぜこんなにまでポジティブで強くて、普段と変わりなくいれるのだろうか。
自分だったら同じようにはいられないと思ってしまう。