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ありがとうジョージ。

最悪の1日から一夜明けて、まだ気持ちの整理がつかないまま待ち合わせ場所の革命広場に向かう。

ホセマルティ像の下で8時半。奇跡的に見つかった通訳、ジョージと会うためだ。

12時間以内に新しい通訳を見つけるという、農務省の無理難題に対しても、解決の種のとなったのがやはり「繋がり」だった。
キューバで出会った知人が僕たちの無茶なお願いに応えてくれてジョージを繋げてくれた。有難い。。

ジョージはマレーシアの日本人学校で育ち、高校時代は日本で生活をしていたようだ。
将来は医者になって、世界中の医療を受けられずに困っている人を助けたいという思いで、キューバに来て医学部に通っている大学生だ。

余談だがジョージは1日にご飯を6合食べるらしい。
ハンサムでスタイルの良い外見からは想像できない。

依頼に至った背景や、僕たちがキューバで行いたいプロジェクトの全体像を共有し、今回のミーティングのゴールを共有。
驚くほど理解が早く、的確な質問が次々と飛んでくる。
その瞬間、僕たちはその日の成功をイメージできていた。

農務省に到着。
昨日と全く違う空気でミーティングが順調に進んでいった。
理屈抜きで、僕たちの思いの強さが伝わったんだと思う。

結果的に、僕たちが求めていた全てを実現できるようになった。
おまけに、とても共感してくれて、今回のプロジェクト用に新たに農地をつくることもできるとか。
最低でも3年かかることなので検討は必要だが、それだけ相手も能動的になってきた。

ほんと不思議だと思う。
実態は何1つとして変わらない。変わったのはコミュニケーションと思いの強さだけ。

さあ、いよいよダニエルの農園へ!!

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