サンフランシスコ12人の旅、2日目。
サンフランシスコの対岸オークランドにある、
われらがMr.Espresso(ミスター・エスプレッソ)の焙煎所を、
みんなで訪れました。
エスプレッソの文化と技術を、
本場イタリアからアメリカ西海岸に持ち込んだのは彼らなんです。
それって歴史的なコーヒーの革命ですよね!
創業者カルロの息子ルイジが、
普段は入れない焙煎所を特別に案内してくれました。
エスプレッソマシンの提供とメンテナンスから、
彼らのコーヒービジネスは始まりました。
相変わらず少しシャイなルイジ。
とにかくスケールが壮大!
巨大な焙煎機が何台も並んでいます。
ミスター・エスプレッソの一番の特徴は、薪を使った焙煎。
ガスや電気ではなく薪の炎で焙煎する事で、
湿度を保ちつつ、柔らかく火が入ります。
彼らのコーヒーはとにかく甘さが強い。
それは薪焙煎に秘密がありそうです!
オーク材がいたるところに山積みにされていました。
「すごいーーーーー」
「大きいーーーーー」と歓声が上がりっぱなしです(笑)
コーヒー豆と水とミルク。
コーヒーの面白さは、そんなシンプルな構成要素の先に、
無限の可能性が広がっている事。
1970年代、アメリカ西海岸にエスプレッソがやってきた。
1990年代、スペシャルティコーヒーという概念が世界中に広がった。
そして、その先の未来。
コーヒーの世界にどんなイノベーションが起きるのか?
次の担い手は私達かもしれません!
コーヒーの歴史の厚みに触れて、
コーヒーの未来に思いを馳せた時間でした。
(つづく)