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酷い暑さ / ディスコミュニケーション / トラブル

酷く暑い一日で、五分街を歩いただけでも汗が止まらなくなる。強い日差しが体力を奪う。

朝カサ(民泊)を出た瞬間から、疲労感が滲んでいた気がする。

ここから、暑さに溶けるみたいに崩れていった。

詳しいことは省くけれど、その日設定されていたビジネスミーティングは成功とは言えなかった。内容に入る以前にうまくコミュニケーションが取れず、翌日に持ち越すことになった。

車の中、全員沈黙。

日が暮れてきたので、とにかくカサを見つけてチェックインすることにした。

そして、仲間とうまく話せないまま夕食をとりに出かけたら、そのレストランでトラブルに巻き込まれた。海外で初めて、本当に身の危険を感じた。

本当はこうして文章にするのも嫌なくらい酷い一日だった。心も身体も憔悴しきってしまった。

仲間との不調和、トラブルの恐怖。ベッドに入っても、窓の外から聞こえる車の音や人の声まで心を蝕んだ。

目が覚めて、朝になればきっと良い方向に進むはずだと言い聞かせて、眠りについた。

不安と悲しみで心が占領されていて、ベッドでうずくまることしかできなかった私と、黙って一緒にいてくれたのんちゃん、ありがとう。あの時間のことは一生忘れない。

翌朝、強い陽の光がもう部屋に差し込んでいて、それがなぜかとても美しく見えた。

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