今、午後のメリア・コイバのロビーでこのブログを書いています。メリア・コイバはハバナの高級ホテルの一つですが、私たちはもちろんここに泊まっているわけではない。でも、このホテルのロビーが私たちの憩いの場所なのです。
PCから目を上げて、真っ青な海、黄色いタクシー、椰子の木の葉が風に乗って揺れているのを眺める。
Wi-Fi通じる、英語通じる、涼しい、まともな軽食食べられる。本当に落ち着く私たちのハバナのホームです。
私は今、安心感と期待感に満たされている。
そう、持ち越しになった今日のMTGがとてもうまくいったのです。現状を理解し、実現可能性をある程度図ることができ、今回のスケジュールがフィックスされた。
MTGのメンバーとも打ち解けて、有意義で良い雰囲気の時間だった。
この成功の立役者はジョージくんである。
彼はキューバ在住の学生で、非常にクレバーで上品な男の子(20歳)。急遽、彼が通訳として大活躍してくれたのだ。通訳としての優秀さ以外にも、彼の聡明さにみんな救われたと思う。私たちのビジョンを読んで感動したって言っていた。会って一時間も経たないうちに、私たちの思いを深く理解して、全力で助けてくれた。本当に深く感謝している。これからもずっと繋がって、どんなかたちでも、ジョージくんの夢を叶える手助けができたら嬉しい。
また一人、物語の登場人物が増えた。
昨日までの絶望が霧のように晴れてきた。
写真はMTGが行われた農務省。昨日と今日で、見え方が全く変わった。
同じ場所、同じ人でも、まったく違う色彩に見える。
どんな気持ちで、どうやって生きていくのかで、見える風景はまったく違ってくるのだろう。