HOME Opening Reception Week出展者のみなさんをご紹介します!
■ABOUT
兵庫・芦屋の桜並木にある、野菜や果物と同じようにおいしさを軸にした農作物としてのコーヒー提案店。店主自らコーヒー産地に赴き生豆、焙煎、抽出というコーヒーの川上から川下までを具現化するスペシャルティコーヒーコンセプトショップ。
■TORREFAZIONE RIOさんとHOOP
私が初めてスペシャルティコーヒーに出会ったのは、十年ほど前、RIOさんのコーヒーを飲んだ瞬間でした。
私の実家は兵庫県芦屋市にあり、RIOさんは当時、芦屋で唯一のスペシャルティコーヒーの焙煎所だったと思います。コーヒーが好きだった私は、JR芦屋駅から実家の方面に歩いて行くとき、通りすがりに見かけて気になっていました。ある日、帰省の帰りに、コーヒー豆を買おうと、初めてRIOさんのお店に入りました。その時、試飲でエチオピアの浅煎りを頂いたのですが、その味に衝撃を受けました。フローラルな、紫蘇ジュースのような味。まさに「これがコーヒーなの!?」という体験でした。それからスペシャルティコーヒーを好んで飲むようになり、アメリカを旅して、サードウェーブに出会い・・・というプロセスを経て、今の私があります。あの時、あのエチオピアを飲んでいなかったら、今の私は無かったと思います。
オーナーの八木さんは、私のコーヒー人生の節目節目に現れる不思議な存在です。芦屋のお店に父親とお邪魔したり、前職のお店に来て下さったり。この事業を始めてからも、相談に乗って頂いたり、コーヒー業界ではかなり上の先輩なのですが、親しくして頂いて本当に有り難いです。
そんな個人的な想いもあって、今回このようにコラボレーションできることが本当に嬉しいのです。
■CONTENTS
芦屋の焙煎所RIOさんに、私たちHOOPをイメージしたオリジナルブレンドコーヒーをつくって頂きます!イベント開催期間中、ドリップコーヒーとコーヒー豆を販売します。
私たちは「異なる者どうしが調和する美しさ」を大切にしています。意外な組み合わせだからこそ生まれる新しい何か、お互いの良さが発揮されるからこそ生まれる和音。それがともにあることの意味だと考えています。それをコーヒーで表すなら・・・という発想でこの企画ができました。
スペシャルティコーヒーの命題の一つに「テロワールを表現する」ということがあります。コーヒー豆そのものが持つ風味を表現するため、焙煎度合いは浅煎りで、シングルオリジン(単一生産地)として提供されます。その命題のもと、基本的にブレンドはつくらないというスタンスのロースターさんは多いようです。私も普段、ブレンドはまずオーダーしない人ですが、これからブレンドの時代が来る気がしています。ワインで言うと、ピノ・ノワール100%じゃないと、テロワールは表現されないのでしょうか。ブラン・ド・ブランではない、複数品種のシャンパーニュだけが持つ美しさって、あると思うのです。
■DATE
イベント期間中、コーヒー豆が無くなるまで。
■LINK
TORREFAZIONE RIO
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