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5日目

6時出発。

キューバと言っても、早朝は何か羽織らないと少しだけ肌寒いけど、清々しい朝。
昨日の夜、色々と話しをして、より西へ行くことをやめて、havanaへ戻ることに。
そして、もう東へ農園と生産者に会いに出発することに決めた。

決して、予定のままにいくことはしない。その時々で感じたままに進んでいく。
それもまた旅の醍醐味。

車からみる日の出が綺麗すぎて最高の1日の始まりを感じさせてくれた!

ハバナで1番のインターナショナルホテルで1時間5クックのWi-Fiカードを購入し、各自が作業を終わらせる。

その後、目の前のカフェで朝食を食べた後、早速農園へ向かう。

もちろん、全くあても繋がりもないし、ほぼ情報もない。
現地の人に僕たちの思いを伝えて、教えてもらう。それがすごくシンプルだし、そんな繋がり方が僕たちらしい。

途中、コーヒー農園についての情報を得るためシエンフエゴスという街によった。

活気のある街並みに、その先にはカリブ海!
もちろん目的はバカンスじゃないからキューバに来てからビーチに行くことなんてない。
だから、寄り道した街で初めてのカリブ海はさすがにテンション上がった!
ただ、そんなに情報を得れるわけでもなくまもなく出発。

行く先は…

とにかく山に入っていこう!
車でどんどん山へと登っていく。

すると、車窓から目を凝らし見ていると…

とうとう森の中で見つけた。

コーヒーノキ!

生産地に訪れて実際に初めてみるコーヒーの花。やっと出会えた。約3年前からメンバーでずっとイメージし続けた物語の始まりとなるこの景色は絶対忘れないと思う。

そして、素敵な出会いに繋げてくれた。

その向かい側にある家からこちらをずっと覗き込んでいる家族がいた。
さすがに不審な人間が5人も…

僕たちは、「オラ!」と思い切って声をかけてみることに。

そしたら、快く迎え入れてくれて僕たちの思いを伝えながら色々話しをした。

お父さんのベントゥーラ、お母さんのネーサン、そして息子のユニセル。

思いを伝え、目的を話すと家の庭裏へと招かれた。そしてその先には…
コーヒーノキがたくさん!

彼らは自分たちが飲むコーヒーは自分たちで採って、乾かして、お父さんが焙煎してお母さんが淹れる。

質が高いか低いか以上に自然とともにありながら、昔ながらの生活の知恵がそのまま一緒に生きていることを感じた。

彼らは常に笑顔で、今の暮らしにすごく満足しているように見え、改めて豊かさとはなんだろう?
と考えさせられた。

彼らとはまた3ヶ月後に会いにくる!
と約束して、次の目的地へ。
彼らに何を返せるか、ともにどうあれるか?
考えるだけで楽しみ。

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