BLOG

関西ロースターコミュニティの幕開け〈1〉

関西の尊敬するロースターさんたちにお声掛けしてカッピングを開催しました。自店のコーヒー豆を三種持ち寄ってブラインドでカッピング、その後フィードバックしあうというものです。

これには目的があります。東京や福岡はロースターさんどうしが集まって勉強会をしたり、合同カッピングをしたりしています。関西ではそういうのがまったく無いなあと思っていました。

横のつながりはあっていいこと悪いこと、なくていいこと悪いこと、あると思うのですが、コーヒーの文化を育んでいくことに関しては、あったほうがいい側面が強い(曖昧な言い方ですが)と考えます。それにけっこう本人が求めているというところもあります。「ほかの人はどんなことを考えてコーヒーをやっているんだろう?」というのが気になるのは当然です。

日本でコーヒーは職人的でクローズドな世界でありその良さもあるのですが、その考え方だとそのお店は発展しても文化を育むには少し遠い気がします。

同じ目的を持ち、同じものに向き合っている人たちが共感したら、必ず育み合いが生まれます。文化や価値観が生まれます。

サンフランシスコやメルボルンやオスロのように、コーヒー好きが来て「行きたいコーヒー屋が多すぎて大変!」という街に、大阪はきっとなるでしょう。

(つづく)

Tags :
トップへ