BLOG

人は人を求める。Fourbarrel Coffee

サンフランシスコ12人の旅、初日の夜。
Fourbarrel Coffee(フォーバレルコーヒー)を訪れました。

私がサンフランシスコを初めて訪れたのは五年前。
初めてフォーバレルの重い扉を開けた瞬間のときめきを、
今でも覚えています。

なんてクールなんだろう!
なんてみんな楽しそうなんだろう!

それから数年後、まさかこんなふうに、
フォーバレルを訪れる事になるとは…。
人生、何が起こるか分かりませんね。

今回は12人の仲間たちとともに、
フォーバレルの重い扉を開けました。

DSCF4934

フォーバレルのオーナー、ジェレミーとご対面!
あったかくて、どっしりしていて、
まるで太陽みたいな人。

DSCF4783

DSCF4788

私が日本で焙煎をしてると言うと、
フォーバレル流の焙煎を教えてくれました!

真摯に、丁寧に、質問に答えてくれるジェレミー。
ゴージャスな時間です。
一生忘れません!

DSCF4814

DSCF4795

08

焙煎機の周りにコンピューターは見当たりません。
何も見ずにコーヒー豆だけを見て焙煎しています。

ジェレミーは言いました。
「目、鼻、耳で感じるんだ」

フォーバレルは、この焙煎機だけで、
サンフランシスコ市内にある三つのカフェ(どれも超人気店!)と、
膨大な数の業務店卸のコーヒー豆を焙煎しています。

今や世界中から注目されるロースターとなった、
フォーバレルのコーヒーは、
全てこの焙煎機一台から生み出されました。

なんだか胸が熱くなります!

DSCF4858

バックヤードも見せてもらいました。
楽しんで仕事してる姿がとても印象的。

DSCF4853

21

そして、今日のメインイベント。
私達だけのために開かれるクラスの始まりです!
Brewing Better Coffee(美味しいコーヒーの淹れ方)がテーマ。

34

フレンチプレス、ケメックス、V60、エアロプレス、
それぞれの淹れ方を丁寧に教えてくれました。

25

30

33

27

レシピから一秒も狂わない、完璧な抽出スキル。

18

DSCF4906

16

ジェレミーと会って、フォーバレルを全身で感じて、
私が考えたこと。

テック企業がひしめくサンフランシスコの街で、
彼らがアナログな姿勢を貫いているのは、
ファッションや反骨精神じゃない。

デジタルでコントロールされたコーヒーより、
人の手でつくられたものが美味しい。

ラップトップ相手に時間を過ごすより、
隣にいる人と繋がることに喜びを感じる。

彼らはそれを知っているのです。

どんなにテクノロジーが発達しても、人は人を求める。
そんな根源的でシンプルな事を。

彼らとそんな価値観を共有している事に、
心から幸せと感謝を感じます!

(つづく)

DSCF4922

トップへ